下書き日記

下書き日記

人目を気にせず、断片的に

2/9

友人の歌詞。

ノーガンズライフ

これはどういう曲なのか。どういう情景が感傷がこの曲の中にあるのか。 何となく当て嵌めた言葉を積み上げて、そこから自分の中から出てくる何かまとまりのあるものを汲み取ってストーリーを見出して歌詞にする。

曲①

自分と誰かと街との狭間でちょっと疲れてしまった主人公。 イライラしたり、従ったり、わからないことだったり、不自然だ。

街の中にある自分の住む場所。扉の外の街。明け方なんかは特に寒い。凍える。 その中で出かけたり、始めたり、何かを待たなきゃいけない。それが続くとやはり乱される。 街の中でふとした時に自分を包む自然に気付き、少し心が軽くなる。

夜が明ける前に頬を照らす光だったり、呟いた言葉を溶かしてくれる風だったり。 雄大な朝焼けの向こうには確かに「明日」なるものがあると感じられる。

出かけた先の世界は騒がしかったり、うるさかったり、街の中でふと感じる自然では無い不自然な何かばかりだ。 暗くて冷たい気持ちになることもある。主人公は少し疲れている。上手く眠れない。眠れない理由があるのか。やることがあるのかはわからない。 夜更かしの跡は朝を迎えた顔にしっかりの残っている。

誰も居なくても、自分しか居なくてもそこには必ずふとした時に顔を覗かせる自然がある。 徹夜がイヤだ。徹夜の疲れた頭と体で外の予定に行かなければならない。そういう不自然を感じる。

夢というのが出てくる。扉の外の世界でも、家の中でも無い。究極に個人的な、その個人さえも居たり居なかったりする不確かな時間と空間。 個人の中に眠る自然とも言える。

曲を通して主人公の内面は何が変わるか。 明日への希望が少し出てくる。ここでいう明日は日付としての明日ではなく、未来への希望・期待のようなもの。 →自分の中に自然を見出す。外の時間の流れに従い、疲れてしまった。自分の中の自然は手放してしまい見えなくなっていた。 身体の流れ。血液、心臓、呼吸。吸って吐く息。体温。寒いということ。

ケチをつける。なぜ自然に癒されるのか。ただ目的も意味も意味付けられず、ただそこに当たり前に存在しているさまから。